2026年7月に始まった吉野家とスマートフォン向け位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」のコラボキャンペーンが、大きな注目を集めています。
対象商品を購入するとオリジナルフィギュアがランダムでもらえる企画ですが、発売後には一部店舗で予定数量に達するなど、入手が難しい状況も発生しました。
そうした中、東京都内の吉野家とみられる店舗で、従業員がフィギュア入りの銀色の袋を手で触り、複数に分けているように見える動画がXで拡散されました。
動画を見た人からは、次のような疑問が上がっています。
- 店員がフィギュアの中身を判別していたのか
- 人気キャラクターを抜き取っていたのではないか
- 店舗から外部へ横流ししていた可能性はあるのか
- 客によって渡す種類を操作していたのか
一方、SNS上では「同じ種類が続いて客から苦情を受けたため、被りを避けようとしていた」とする店員側の説明も広がっています。
ただし、横流し疑惑も店員側の説明も、現時点で吉野家から詳しい公式発表が出ているわけではありません。
この記事では、吉野家のドラクエコラボで拡散された仕分け動画について、撮影店舗とみられる場所、動画の内容、横流し疑惑、店員側の説明とされる情報を整理します。
- 仕分け動画が撮影された店舗とされる場所
- フィギュアを仕分けしていた理由に関する説明
- 横流しや転売疑惑の根拠と確認状況
- 吉野家本部の対応や休業との関係性
吉野家ドラクエコラボの仕分け動画が拡散
問題となった動画は、吉野家の従業員とみられる人物が、レジ付近で複数の銀色の袋を手に取り、それぞれを別の場所へ分けているように見える内容です。
銀色の袋には、ドラゴンクエストウォークとのコラボフィギュアが入っているとみられています。
動画では、従業員が袋の外側を指で押したり、形を確かめたりしているように見えたことから、SNS上では「中身を判別しているのではないか」との指摘が相次ぎました。
トレーディングカードやブラインド商品では、袋の上から感触を確かめて中身を予想する行為が「サーチ」と呼ばれることがあります。
今回の動画についても、同様の行為ではないかと受け止めた人が多く、「モミモミサーチ」などの言葉とともに拡散されました。
ただし、確認できる動画では、袋を破って中身を直接開封している様子までは確認できません。
そのため、「店員が袋を開封して中身を確認していた」と断定するのは適切ではありません。
正確には、袋の外側から触り、何らかの基準で分類しているように見える動画と表現する必要があります。
【吉野家店員が転売行為】
— あおい みゆ (@japan_miyu_) July 19, 2026
「吉野家 笹塚京王クラウン街店」
———-何があった———-
ドラクエ×吉野家のコラボ
「ドラクエウォークセット」を吉野家は展開中
しかし、どんぶりキング等の
ランダム商品の"高額転売が相次ぐ自体に"
そんな中、《吉野家の店員》… pic.twitter.com/4UnhaqCBaK
動画の店舗は笹塚京王クラウン街店か
動画が撮影された店舗としてSNS上で名前が挙がっているのは、東京都渋谷区にある「吉野家 笹塚京王クラウン街店」です。
一部では「吉野家笹塚店」と呼ばれていますが、正式な店舗名は笹塚京王クラウン街店です。
動画の元投稿でも笹塚周辺の店舗を示す内容が記載されていたとされ、店内の特徴などからも同店舗ではないかと考えられています。
ただし、吉野家が公式文書で「動画は笹塚京王クラウン街店で撮影された」と発表したことは確認されていません。
したがって、記事では次のように記載するのが安全です。
動画の撮影場所は、SNS上では吉野家笹塚京王クラウン街店とみられています
店舗名を断定する場合には、吉野家側の正式発表が必要となります。
ドラクエウォークセットはフィギュアがランダム配布
吉野家とドラゴンクエストウォークのコラボでは、対象の「ドラクエウォークセット」を購入すると、オリジナルフィギュアが1個もらえます。
フィギュアは中身が見えない袋に入っており、種類を選ぶことはできません。
キャンペーンは第1弾と第2弾に分かれ、それぞれ4種類のフィギュアが用意されています。
吉野家の公式案内では、フィギュアはランダムで提供されると説明されています。
また、購入については、転売対策や多くの利用者へ商品を提供するため、1人1回来店につき対象商品1食までという制限が設けられました。
ランダム配布である以上、利用者はどの種類が当たるか分からないことを了承したうえで購入する仕組みです。
そのため、店舗側が事前に中身を判別し、渡す種類を意図的に変えていたとすれば、キャンペーン本来の運用とは異なる可能性があります。
SNSで人気フィギュアの横流し疑惑が浮上
仕分け動画が拡散された直後、SNS上では「人気のフィギュアを抜き取っているのではないか」という疑惑が浮上しました。
特に多かったのは、次のような意見です。
- 人気キャラクターだけ別に分けていたのではないか
- 店員や知人のためにフィギュアを確保していたのではないか
- フリマアプリで転売するために選別していたのではないか
- 一般の客には特定の種類だけを渡していたのではないか
コラボフィギュアは一部のフリマアプリにも出品されており、種類によって取引価格に差が見られることも、横流し疑惑が広がった一因と考えられます。
しかし、2026年7月20日時点で、動画に映った従業員がフィギュアを持ち帰った、第三者へ渡した、フリマアプリに出品したと裏付ける証拠は確認されていません。
そのため、「店員が横流ししていた」と断定することはできません。
一方で、横流しの証拠が見つかっていないからといって、「横流し疑惑は完全なデマだった」と断定することも困難です。
現段階では、横流しを裏付ける客観的な証拠は確認されていないという表現が最も正確です。
3人組の客からクレームを受けたとの情報
横流し疑惑が広がる中、SNS上では店員側の説明とされる情報も出回りました。
その内容は、動画が撮影される前に来店した3人組の客へフィギュアを渡したところ、全員が同じ種類だったため苦情を受けたというものです。
客から「同じものばかり渡しているのではないか」「混ぜてから渡してほしい」などと指摘されたため、次の客に同じ種類が重ならないよう、袋の形や感触を確認して分けていたとされています。
この説明が事実であれば、仕分けの目的は人気商品を抜き取ることではなく、利用者同士のフィギュア被りを避けることだった可能性があります。
ただし、注意が必要なのは、この説明が吉野家の公式発表として公表されたものではない点です。
確認できていない情報には、次のようなものがあります。
- 3人組の客が実際に来店していたのか
- 3人全員に同じフィギュアが渡ったのか
- 客から強いクレームがあったのか
- 店員本人がどのような言葉で説明したのか
- 店舗責任者や本部が仕分けを認めていたのか
SNS投稿や配信内容を通じて広がった説明であり、第三者の取材や公式発表による裏付けは十分ではありません。
記事では「3人組客のクレームが原因だった」と断定せず、店員側の説明とされる情報として紹介するのが適切です。
フィギュア仕分けは善意の対応だったのか
店員側の説明とされる内容が事実であれば、今回の行動は転売や私物化を目的としたものではなく、客からの苦情を避けるための対応だった可能性があります。
同じ種類が連続して渡されると、ランダム商品であることを理解していても、不満を感じる利用者は少なくありません。
店舗スタッフが「次は違う種類を渡したい」と考えたのであれば、顧客満足度を意識した対応だったとも考えられます。
しかし、善意であったとしても、ランダム配布の商品を店舗側が判別して渡す行為には問題が残ります。
特定の利用者には異なる種類を渡し、別の利用者には残った種類を渡すことになれば、結果的に配布の公平性が変化する可能性があるためです。
また、店舗によって対応が異なれば、ある店舗では完全にランダム、別の店舗では被らないように選んで提供するといった差が生まれます。
したがって、今回の件は次の2つを分けて考える必要があります。
- 横流しや転売を目的とした不正だったか
- ランダム配布のルールから外れた対応だったか
横流しを示す証拠は確認されていませんが、店員が中身を判別して配布していたとすれば、ランダム提供という本来の運用と異なる可能性はあります。
「善意だったから問題ない」と単純に結論付けることはできません。
本部が問題ないと回答したとの情報は未確認
動画の拡散後、吉野家本部へ問い合わせたとする利用者の投稿も出ています。
一部のSNS投稿やまとめサイトでは、本部側が店舗の状況を確認し、「横流しなどの不正は確認されなかった」「客同士の被りを避けるための対応だった」と説明したとされています。
しかし、これらは問い合わせを行った人物による報告であり、吉野家が公式サイトで公表した見解ではありません。
吉野家から今回の動画について、次の点を具体的に説明した公式文書は確認されていません。
- 動画の撮影店舗
- 従業員が袋を仕分けた理由
- 横流しの有無
- 従業員への聞き取り結果
- 店舗への指導や処分
- 今後の配布方法
そのため、「吉野家本部が問題ないと公式判断した」と書くのは正確ではありません。
電話や問い合わせフォームで個別回答があった可能性はありますが、その内容が企業としての公式見解と同じとは限りません。
現時点では、吉野家から詳細な公式説明は確認されていないと記載するのが安全です。
笹塚京王クラウン街店はメンテナンス休業予定
吉野家の公式店舗ページでは、笹塚京王クラウン街店が2026年7月21日から7月24日午前10時まで、メンテナンスのため休業すると案内されています。
動画が拡散された時期と休業開始日が近いため、SNS上では次のような憶測も出ました。
- 騒動を受けて営業を停止したのではないか
- 従業員への聞き取りや処分を行うのではないか
- 店内の証拠を隠すための休業ではないか
- 問い合わせや来店者を避けるためではないか
しかし、公式店舗ページには、休業と仕分け動画の関係は記載されていません。
案内されている休業理由は、あくまでメンテナンスです。
騒動への対応や証拠隠滅と結び付ける根拠はないため、記事内で断定してはいけません。
フィギュアの封入率に偏りがあるかは不明
SNS上では、特定のフィギュアが出にくい、同じ種類ばかり当たるといった報告も見られます。
しかし、吉野家はフィギュア4種類の具体的な封入比率を公表していません。
仮に4種類が同じ割合で用意されていたとしても、ランダム配布では同じ種類が連続して出ることがあります。
3個購入して3個とも同じ種類になる可能性も、確率上はゼロではありません。
一部の利用者が同じ種類を複数回引いたという体験だけでは、封入率が操作されていたとは判断できません。
現段階では、封入率の偏りを疑う声はあるものの、実際の比率は非公表であり、不正な確率操作を裏付ける証拠はないと整理できます。
ワンオペや人手不足が原因との説も裏付けなし
記事やSNS投稿の中には、今回の仕分けについて、飲食店の人手不足や過酷な勤務環境が影響したのではないかとする意見もあります。
コラボ期間中は通常より来客が増え、対象商品の説明やフィギュアの受け渡し、購入制限への対応など、店舗スタッフの負担が増える可能性があります。
また、ランダム商品に納得できない客から、店舗スタッフが直接苦情を受けるケースも考えられます。
ただし、動画撮影時の勤務人数や業務状況は公表されていません。
該当店舗がワンオペだった、著しく人手不足だった、クレーム対応で営業が止まっていたと裏付ける情報も確認できません。
そのため、人手不足や過酷な労働環境を今回の行動の直接的な原因として断定することはできません。
飲食店全体が抱える課題として考察することは可能ですが、該当店舗の事実とは分けて記載する必要があります。
ネットでは批判と同情の声が分かれる
動画を見た人からは、店員の行動を批判する声が上がっています。
ランダムで提供すると案内している以上、店舗側が中身を判別して渡すのは不公平ではないかという意見です。
特定の客に異なる種類を渡すために仕分けを行えば、その後に残った商品の組み合わせにも影響が出る可能性があります。
一方、3人組の客から苦情を受けたとの説明が広がると、店員に同情する声も見られるようになりました。
「ランダムなのに店舗へ文句を言うのはおかしい」「店員はクレームを避けようとしただけではないか」といった意見です。
さらに、ランダムグッズを飲食店で配布するキャンペーンそのものが、現場スタッフの負担を増やしているとの指摘もあります。
ただし、批判と擁護のどちらが多数派なのかを示す客観的な調査はありません。
ネット上では、店員の行動を問題視する声と、現場スタッフに同情する声の双方が上がっているとまとめるのが適切です。
吉野家ドラクエ仕分け動画の現時点の結論
今回の仕分け動画では、吉野家の従業員とみられる人物が、フィギュア入りの袋を外側から触り、複数に分類しているように見えます。
撮影店舗は、SNS上では東京都渋谷区の吉野家笹塚京王クラウン街店とみられています。
動画の拡散後、人気フィギュアの抜き取りや転売、横流しを疑う声が上がりました。
しかし、従業員がフィギュアを持ち帰ったり、第三者へ横流ししたりしたことを示す証拠は確認されていません。
一方、店員側からは、3人組の客に同じ種類のフィギュアが渡って苦情を受けたため、次の客に同じ種類が重ならないよう仕分けしたとの説明が出たとされています。
ただし、この説明も吉野家の正式な発表ではなく、事実関係が十分に確認されたものではありません。
そのため、現時点で正確にいえるのは次の内容です。
- 店員が袋を触って分類しているように見える動画は存在する
- 撮影場所は笹塚京王クラウン街店とみられている
- 横流しや転売を裏付ける証拠は確認されていない
- 被り防止のためだったとの店員側の説明が広がっている
- 3人組客のクレームや善意の対応だったことは公式未確認
- 吉野家本部から詳細な公式見解は確認されていない
- メンテナンス休業と動画騒動の関係は不明
SNSでは、短い動画や一部の投稿だけをもとに、不正や横流しが事実であるかのような情報が急速に広がることがあります。
反対に、店員側の説明とされる情報だけを根拠に「横流しはデマだった」「完全に善意だった」と結論付けることにも注意が必要です。
吉野家から正式な説明が出るまでは、確認できている事実と、SNS上の推測や証言を分けて受け止めることが重要です。
まとめ
吉野家とドラゴンクエストウォークのコラボフィギュアを巡り、従業員が銀色の袋を触って仕分けしているように見える動画がXで拡散されました。
撮影場所は吉野家笹塚京王クラウン街店とみられていますが、吉野家から店舗名を含む詳しい公式説明は確認されていません。
動画をきっかけに人気フィギュアの横流しや転売を疑う声が広がったものの、外部への横流しを裏付ける証拠は見つかっていません。
一方、3人組の客から同じ種類が続いたことへの苦情を受け、次の利用者に同じフィギュアが重ならないよう仕分けしていたとの説明もSNS上で広がっています。
この説明が事実であれば、横流しではなく、苦情を防ぐための対応だった可能性があります。
ただし、ランダム配布の商品を店舗側が判別して渡す行為は、公平性の面で疑問が残ります。
また、3人組のクレーム、善意による仕分け、本部が問題ないと判断したという情報は、いずれも公式には確認されていません。
現時点では、「横流しはデマだった」「店員は完全に善意だった」と断定するのではなく、横流しを示す証拠はなく、被り防止だったとの説明もあるが、詳しい経緯は未確認とまとめるのが適切です。
要点まとめ
- 吉野家とドラクエウォークの初コラボでフィギュアがランダム配布された
- 店員がフィギュア入りの袋を触って分類する動画がXで拡散した
- 撮影店舗は笹塚京王クラウン街店とみられている
- 袋を開封して中身を直接確認した事実は確認されていない
- 人気フィギュアの抜き取りや横流しを疑う声が広がった
- 横流しや転売を裏付ける客観的な証拠は確認されていない
- 3人組客からの苦情を受けて仕分けしたとの説明が出回っている
- 被り防止を目的とした対応だったとの情報は公式には確認されていない
- 吉野家本部が問題ないと正式に判断した事実は確認できない
- メンテナンス休業と動画騒動の関係は明らかになっていない
